金銭面における本当の”仲間”とは

社会人になってから、奢る・奢られるという場面はよくあること。
その中で、本当の”仲間”とは何か。 私は、金額より気持ちが大事だということを伝えたい。
この記事では、実在する2人の関係性をもとに気持ちの大事さをみなさんに伝えていこうと思います。

飲み仲間のAさん、Bさんがいるとします。Aさんはある会社の社長で、Bさんは現場で働く正社員。 2人は歳が近く、子供同士、奥さん同士の仲がいいため自然と2人も飲み仲間として仲良くなっていった。 ある時、AさんはBさんを連れて居酒屋へ行き、その時の飲み代をすべて出した。 Bさんは度々Aさんに奢ってもらうことがあり、たまには私がAさんに奢らないといけないと思っていた。
しかし、Bさんは手取り16万で生活費などを引くとほとんどお金は残らない。 それでも奢らないといけないという思いで後日Aさんを連れて居酒屋へ行き、奢った。

Aさんはこの時、すごく嬉しいと思ったそう。 奢った回数も金額もAさんの方が明らかに多いのに、一体なぜか。

なぜなら、Bさんにはお返しをしようという「気持ち」があったからです。 稼いでいる金額が違っても、きちんとお返しをしてくれたことにAさんは嬉しさを感じたのです。

みなさんの周りはどうですか?

奢ってばっかりで何かお返しをされたことがない、なんてことありませんか? 決して、見返りを求めているわけではありません。ですが、それは本当の仲間とは言えません。

「稼ぎがないから。」それは言い訳にすぎません。稼ぎが少ない中でも、少しでもお返しをしようとする”気持ち”が大事なんです。 みんなそれぞれ仕事も違うし給料も違う。それでも、気持ちは持っていて欲しいと思っています。
ジュース1本奢るだけでも、相手に気持ちは伝わります。何もしないより断然マシです。

私たちは、心を持つ人間なのだから。

この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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